ジャンプ系バトル漫画ばかり読んでいた自分が、最近読んで面白いと感じた漫画「とんがり帽子のアトリエ」
はじめに
ジャンプ王道漫画ばっかり読んできた。
だからバトル物が好きだし、
ストーリーはいつだって王道が好きな趣味嗜好になった。
そんな私の漫画人生だったが、
最近はジャンプ以外、バトル以外も読みはじめた。
きっかけは確かどこかのブログだったと思う。
こんな漫画もあるのかと思って、忘れないようにアマゾンのカートに入れておいたのを
今頃思い出して、試しに買ってみたのだ。
今回はそのなかで1冊の漫画を紹介する。
とんがり帽子のアトリエ
ある村の少女ココは、魔法にあこがれを持って過ごしていた。
しかしあるとき、偶然にも禁じられた魔法を使ってしまったことから
物語は動き始め、自らが魔法使いになり成長していくという話。
その魅力は「絵」「仲間」「ストーリー」だと思う。
「絵」について
作者の白浜さんが自身のツイッターで絵をアップされていたので
以下に掲載する。
【お知らせ】本日発売のモーニングtwoに『とんがり帽子のアトリエ』第14話が掲載されています。2巻もおかげさまで好評発売中!ちょっと気になってる方のために、登場キャラクターの簡易説明を描きました。本誌もぜひよろしくね
— とんがり帽子のアトリエ5巻5/23発売・白浜鴎 (@shirahamakamome) 2017年9月22日
第2巻はこちら→https://t.co/WxA2cuytrj pic.twitter.com/UQgqPMnU1u
【お知らせ】全国書店員が選んだおすすめコミック2018で『とんがり帽子のアトリエ』が 第1位に選ばれました!素敵なディスプレイをしてくださったり、作品と読者さんの出会い方を考えてくださっている書店員の皆ささんには本当に本当に感謝です。よりよい本をお届けできるよう、これからも頑張ります! pic.twitter.com/lKhOa6nEgP
— とんがり帽子のアトリエ5巻5/23発売・白浜鴎 (@shirahamakamome) 2018年2月1日
【お知らせ】『とんがり帽子のアトリエ』累計100万部突破だそうです!本当に応援してくださったたくさんの方のおかげです、ありがとう!これからも世界を描き広げていきたいと思いますので、末長くお付き合い頂けると嬉しいです。
— とんがり帽子のアトリエ5巻5/23発売・白浜鴎 (@shirahamakamome) 2018年9月13日
第4巻https://t.co/thW2vMWh2oは今月9月21日発売。よろしくね✨ #Δ帽子 pic.twitter.com/Ny8BEBZnJh
とても自分好みな絵だ。
いつも鳥山明の描くドラゴンボールやドラクエ、荒木先生の描くジョジョなど
戦いばっかりの絵ばっかりみてきたけど、こういう絵も自分は好きだってわかった。
だから、絵を評価する語彙力を持ち合わせていないんだけど、
いうなれば緻密とか繊細とか、そういう印象を受ける。
このような繊細な絵柄で、
個性あるキャラクターたちが、魔法を操る姿は美しいなあと感じるし、
惹き込まれていく。
あとはコマ割りが非常にうまいなあと感じる。
マンガを掲載できないので説明が難しいのだが、
その場に自分がいるように感じさせるコマだったり、
3コマが1コマの背景として繋がっていたり、
読んでて「お~~」と思わず言ってしまった。
「仲間」について
主人公ココの周りには、同じく魔法使いの仲間の
「アガット」「リチェ」「テティア」の3人がいて、全員の先生でもある「キーフリー」がいる。
性格はみんなそれぞれ違っていて、明るい子もいればクールな子もいる。
クールな子といえば「アガット」で、コナンでいうところの灰原哀のような、
何かを隠していて、それでいて周りとちょっと違う感じな性格の持ち主だ。
【お知らせ】『とんがり帽子のアトリエ』第1話はこちらhttps://t.co/HSk65QOOyyで試し読みできます。第4話が掲載されるモーニングtwoは来週発売です、よろしくね!ハッシュタグ #Δ帽子 で感想もお待ちしております。連載追ってくれてる方も、どうもありがとう〜✨ pic.twitter.com/eIo0VE5tHY
— とんがり帽子のアトリエ5巻5/23発売・白浜鴎 (@shirahamakamome) 2016年10月15日
こんな容姿の子である。
他の子がカラフルなイメージなら、この子はモノクロのイメージを
私は勝手に持っている。
現在5巻まで発売されているが、まだ3巻までしか読めていない。
それでも仲間の魅力は、途中途中で感じられる。
特にアガットは、普段は主人公ココのことなどどうでもいいという振る舞いなのだが、
いざ危険な目にあうと、やっぱり心配になって手を貸してくれる。さすガット。
名家の家に生まれながらも、「才能がない」と見下されてきた人生に苦しむ描写もある。そういう子が必死に努力をしているところは、やっぱり魅力があるなと思ってしまうのだ。やはり王道が好きな自分だった。
「ストーリー」について
一言でいうと王道ファンタジー。
主人公ココが、魔法を使えない普通の人で、魔法使いに強いあこがれを持って抱いて暮らしてきていたのだが、禁じられた魔法を偶然にも使用してしまい、母親が石になってしまう。キーフリーはそんなココを魔法使いの弟子する。あこがれの魔法使いになるべく、母親を助けるべく、努力を重ね苦難に立ち向かうストーリーとなっている。
定番の魔法ものだけど、面白い。
魔法を全然使ったことないのにいきなり試練を受けたり、
ドラゴンと対峙することになったり、
そんな状況でも絶望することなく、明るく振る舞う姿は
こちらを安心させてくれる。
魔法が使えないといっても、
自分なら何を出来るかを考えて、
一歩ずつ成長していく話の流れが何より王道だ。
まとめ
ジャンプ系の漫画ばっかり読んできたけど、
ファンタジー系の良さをこの歳で感じることになった。
大人が読んでも十分楽しめるし、その画力はきっと読んでいる人を虜にするだろう。
ぜひ、読んで欲しいと思える作品だ。