トシ丸の自由帳

人生、可もなく不可もなく。

ジャンプ系バトル漫画ばかり読んでいた自分が、最近読んで面白いと感じた漫画「とんがり帽子のアトリエ」

はじめに

 

私は、ドラゴンボール、ワンピース、ジョジョのような

ジャンプ王道漫画ばっかり読んできた。

 

だからバトル物が好きだし、

ストーリーはいつだって王道が好きな趣味嗜好になった。

 

そんな私の漫画人生だったが、

最近はジャンプ以外、バトル以外も読みはじめた。

 

きっかけは確かどこかのブログだったと思う。

こんな漫画もあるのかと思って、忘れないようにアマゾンのカートに入れておいたのを

今頃思い出して、試しに買ってみたのだ。

 

今回はそのなかで1冊の漫画を紹介する。

 

 

とんがり帽子のアトリエ

 

ある村の少女ココは、魔法にあこがれを持って過ごしていた。

しかしあるとき、偶然にも禁じられた魔法を使ってしまったことから

物語は動き始め、自らが魔法使いになり成長していくという話。

 

その魅力は「絵」「仲間」「ストーリー」だと思う。

 

「絵」について

作者の白浜さんが自身のツイッターで絵をアップされていたので

 以下に掲載する。 

 

 

とても自分好みな絵だ。

いつも鳥山明の描くドラゴンボールドラクエ、荒木先生の描くジョジョなど

戦いばっかりの絵ばっかりみてきたけど、こういう絵も自分は好きだってわかった。

 

だから、絵を評価する語彙力を持ち合わせていないんだけど、

いうなれば緻密とか繊細とか、そういう印象を受ける。

 

このような繊細な絵柄で、

個性あるキャラクターたちが、魔法を操る姿は美しいなあと感じるし、

惹き込まれていく。

 

あとはコマ割りが非常にうまいなあと感じる。

マンガを掲載できないので説明が難しいのだが、

その場に自分がいるように感じさせるコマだったり、

3コマが1コマの背景として繋がっていたり、

読んでて「お~~」と思わず言ってしまった。

 

「仲間」について

主人公ココの周りには、同じく魔法使いの仲間の

「アガット」「リチェ」「テティア」の3人がいて、全員の先生でもある「キーフリー」がいる。

 

性格はみんなそれぞれ違っていて、明るい子もいればクールな子もいる。

クールな子といえば「アガット」で、コナンでいうところの灰原哀のような、

何かを隠していて、それでいて周りとちょっと違う感じな性格の持ち主だ。

 

 

こんな容姿の子である。

他の子がカラフルなイメージなら、この子はモノクロのイメージを

私は勝手に持っている。

 

現在5巻まで発売されているが、まだ3巻までしか読めていない。

それでも仲間の魅力は、途中途中で感じられる。

 

特にアガットは、普段は主人公ココのことなどどうでもいいという振る舞いなのだが、

いざ危険な目にあうと、やっぱり心配になって手を貸してくれる。さすガット。

 

名家の家に生まれながらも、「才能がない」と見下されてきた人生に苦しむ描写もある。そういう子が必死に努力をしているところは、やっぱり魅力があるなと思ってしまうのだ。やはり王道が好きな自分だった。

 

「ストーリー」について

 一言でいうと王道ファンタジー

主人公ココが、魔法を使えない普通の人で、魔法使いに強いあこがれを持って抱いて暮らしてきていたのだが、禁じられた魔法を偶然にも使用してしまい、母親が石になってしまう。キーフリーはそんなココを魔法使いの弟子する。あこがれの魔法使いになるべく、母親を助けるべく、努力を重ね苦難に立ち向かうストーリーとなっている。

 

定番の魔法ものだけど、面白い。

魔法を全然使ったことないのにいきなり試練を受けたり、

ドラゴンと対峙することになったり、

そんな状況でも絶望することなく、明るく振る舞う姿は

こちらを安心させてくれる。

 

 

魔法が使えないといっても、

自分なら何を出来るかを考えて、

一歩ずつ成長していく話の流れが何より王道だ。

 

まとめ

ジャンプ系の漫画ばっかり読んできたけど、

ファンタジー系の良さをこの歳で感じることになった。

大人が読んでも十分楽しめるし、その画力はきっと読んでいる人を虜にするだろう。

ぜひ、読んで欲しいと思える作品だ。

 

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