測定に関する色々1「会社での測定業務とデータまとめ」
測定に関する色々を考えた。
私は大学の研究室で、合成・測定を行っていた。
簡単に言うなら、スーパーで素材を買ってきて料理をするのが合成で、
その料理がどういう成分で、なにが美味しさの秘密なのかを知る手法が測定だ。
会社に入っても、測定を行っている。
顕微鏡で観察したり、成分分析や発光の観察など様々な種類の測定がある。
測定の際、結果は数値データとしてCSVファイルで出力されることがほとんどだ。
研究室では、Igorというソフトを使っていた。
Igorは、数値データをグラフにするソフトである。
現在の会社では、そのようなソフトはなくエクセルでグラフを作成している。
これが非常に厄介なのだ。
元々エクセルはあまり好きではなかったのだが、
グラフをつくるという観点では、さらに嫌いになった。
複数のグラフがあった場合、グラフタイトルや凡例が1 mmでもずれることを嫌う私にとっては、エクセルでグラフを作るということが何より苦痛になった。
私が無知なのだけだと思うので、たぶんいい方法はある。
マクロやVBAを使えば、おそらくすべてのグラフが同じ体裁で作れるのだろう。
今までIgorでマクロを書いて、図をつくっていたので、
マクロが便利なものだということは理解している。
ただ、学ぶことをさぼっているだけなのだ。
それでも、「Igor使いたいなあ」ってかなりの頻度で思ってしまう。
学生時代は、「Igor使いにくいなあ」ってしばしば思っていたけれど、
Igorがなくなった今では、Igorのありがたみを知ることになったのだ。
いっそのことIgorの入った、自分のPCでデータ解析できればと思ってしまうのだが、
情報のセキュリティという観点で、データを移せないのでNGだ。
とすると自分が取るべき行動は
1. 上司にかけあってIgorのライセンスを買ってもらう
2. エクセルの勉強をする
なのだが、現実的に考えれば2になってしまうんだろうな。
経費削減しろ!とうるさく言ってるから
まあ、聞く耳を持たないだろうし、新しいことを習得するってことも
する気にはなれないだろう。そもそも時間ないしね。
だから、エクセルの勉強をして自分で解決するほかない。
データの処理一つとっても、自分を納得させることは大変だ。
でも、このこだわりは捨てたくない。
・・・資料のきれいさって評価されないけどね。。。。